このたび、日本で初となるインパクト投資及びインパクト評価に特化したコンサルティングサービスを提供するケイスリー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:幸地正樹)を設立し、2016年4月1日よりサービスを開始しましたので、下記のとおりお知らせします。
1.設立の目的
昨今、少子高齢化や産業構造の転換などによる社会的課題の多様化及び複雑化が進み、その解決に向けた取組みも行政や企業だけではなく、NPOなど多様な関係者が連携してその取組みによる成果(社会的な価値)を最大化することが求められています。また、資金の出し手もその社会的な価値を重視する流れが出てきており、社会的な価値と経済的な価値の両立を目指した資金提供の手法であるインパクト投資及びその社会的な価値を評価し事業改善や説明責任につなげるインパクト評価の重要性が高まり、世界的な潮流となりつつあります。
日本においては議論が始まったばかりになりますが、この分野に特化したコンサルティングサービスの強化、組織力の強化を図ることにより、日本におけるインパクト投資及びインパクト評価に関する取組みのさらなる発展を目的に会社を設立することといたしました。
2.会社概要
会社名:ケイスリー株式会社
代表者:代表取締役 幸地正樹
所在地:東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F
設立日:2016年3月
連絡先:info@k-three.org
WEBサイト:www.k-three.org
3.事業概要
官公庁、財団法人等非営利組織向けのインパクト投資及びインパクト評価に関するコンサルティングサービス。
日本への導入戦略策定、制度設計、実証事業など全体の枠組み構築支援
個別組織への導入・運用支援
各種セミナー、WEBサイト運営などの啓蒙活動
各種調査研究事業 など
4.今後の見通し
日本でも実証実験がはじまったインパクト投資の手法の一つであるソーシャルインパクトボンド(SIB)の日本への導入推進、案件組成を支援するなど、当面は中央省庁や公益財団法人などと共にインパクト投資及びインパクト評価に関する日本での全体の枠組みをつくることに尽力する見込みで、市場の拡大に合わせてこの分野に特化した人材の採用・育成も検討しています。
5.ご参考(代表者の経歴)
ケイスリー株式会社の代表取締役である幸地正樹について、会社設立前はPwCコンサルティング合同会社に9年間所属し、主に官公庁向けの最適化戦略策定支援、調達企画・事業者選定支援及びプロジェクト管理などの業務に従事しながら、2014年より日本へのソーシャルインパクトボンドの導入推進に携わり、現在に至ります。
<本件に関するお問い合わせ先>
会社名:ケイスリー株式会社
担当者名:幸地正樹
メールアドレス:info@k-three.org
WEBサイト:www.k-three.org
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