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ケイスリー、英国オックスフォード3V社と業務提携、日本における「価値に基づく医療」を推進

更新日:2020年10月7日

保健医療制度の持続性確保を目指す


社会的成果の向上に向けた革新的手法の研究開発や導入・運営支援を行うケイスリー株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:幸地 正樹/以下、ケイスリー)は、英国オックスフォード大学の研究成果を実践すべく設立されたOxford Centre for Triple Value Healthcare Ltd.(本社:英国オックスフォード/代表取締役:Dr Anant Jani/以下、3V)と本日、業務提携契約を締結いたしました。本提携により、主に国内の行政関係者に対して、3Vの「価値に基づく医療/以下、VBH(※1)」に関する研修事業や、英国を始めとする世界各国における実践に基づく知見を提供し、限られた医療財源の効果的・効率的な活用と、国民にとっての保健医療サービスの価値の最大化を目指します。VBHの考え方は、日本では「リーン・ヘルスケア」とも呼ばれ、厚生労働省「保健医療2035」において、2035年までに達成すべきビジョンのひとつに掲げられています。


●ケイスリーと3Vの提携について

ケイスリーは、「インパクトを可視化し、先駆者を加速させること」を掲げ、社会的成果の評価や先進的な官民連携手法であるソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)の日本初導入を推進するなど、新たな価値の創出に取り組んでおります。特にヘルスケア領域は、がん対策や介護予防等のプロジェクト推進に創業当初から取り組んでおり、文化芸術領域と併せて強化している領域です。


3Vは、国際的な潮流となっているVBHにおいて著名なSir Muir Gray氏率いるオックスフォード大Value Based Healthcare Programmeの研究成果実践を目的に設立された社会的企業で、欧州、中東、北米、オセアニア、アジアの各国でVBH及びpopulation healthcare実装に向けた保健医療制度設計・導入に係るアドバイザリー業務や研修事業を推進しています。

エビデンスに基づく成果創出や官民連携に強みを持つケイスリーが、VBHにおける豊富な知見や実績を有する3Vと協働することで、構造設備・人員配置や保健医療の投入量ではなく、医療資源の効率的活用や治療成果に基づいた管理・評価を行う「価値に基づく医療」への転換の加速を目指します。

※1:「価値に基づく医療(Value-Based Healthcare)とは、医療資源の有効活用に併せて患者の選好や価値観も重視し、単純なコスト抑制ではなく治療結果も考慮した最も望ましい治療を提供するという考え方。

●会社紹介

ケイスリー株式会社

[会社名] ケイスリー株式会社

[代表者] 代表取締役 幸地 正樹

[所在地] 東京都渋谷区渋谷3丁目26番16号 第五叶ビル 5F

[設立] 2016年3月

[事業概要]

先端技術を取り入れた社会的インパクト評価や成果連動型官民連携など、成果向上に向けた手法の研究開発・導入支援


Oxford Centre for Triple Value Healthcare Ltd.

[会社名] Oxford Centre for Triple Value Healthcare Ltd.

[代表者] Dr Anant Jani

[所在地] Summertown Pavilion, Middle Way, Oxford, United Kingdom

[設立] 2018年7月(前身となるBetter Value Health Care社は2011年創業)

[URL]

[事業概要]

VBH及びpopulation healthcareに係るアドバイザリー業務及び研修事業


●本件に関するお問い合わせ先

ケイスリー株式会社

担当:幸地

メールアドレス: contact@k-three.org



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