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ケイスリー、日本テレビHDと協働し、農業法人「いかす」のインパクト測定・マネジメントを支援

ケイスリー株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長 幸地正樹、以下『ケイスリー』)は、日本テレビホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 石澤顯、以下『日本テレビHD』)と協働し、株式会社いかす(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長 白土卓志、以下『いかす』)のインパクト測定・マネジメント導入を支援しました。


今年、開局70年を迎える日本テレビグループは、様々な社会の課題にこたえながら、“みんながワクワクする未来”を生み出す「日テレ共創ラボ」を立ち上げました。ケイスリーは、「日テレ共創ラボ」の活動の一つである、事業や活動の社会的インパクトを可視化し、拡大させる手法の研究・実践を、日本テレビグループと協働で進めています。このほど、その最初の試みとして、日本テレビが資本提携する「いかす」のインパクト測定・マネジメント導入を、両社と協働して行いました。


「いかす」は有機農業の中でも、農薬や化学肥料を一切使用せず、主に緑肥を活用する「人と地球にやさしい」有機農業の実践と普及に取り組む企業です。その取り組みを通じて、「野菜を食べる人」「野菜を作る人」「地球」「子供たち」それぞれに、大切な価値を届けようとしています。インパクト測定・マネジメントは、それらの価値を言語や数値などを用いて可視化し、現状とありたい姿を客観的に見つめることで、より良い事業に向けた次の一歩を決める手助けとなるものです。


【いかすの社会的価値】

いかすの取り組みにおける社会的価値

今回の試みでは、主に以下2つのことを実施しました。


(1)ロジックモデルの作成

「日テレ共創ラボ」メンバー及び「いかす」経営陣との複数回にわたるワークショップを開催し、「いかす」の生み出す(あるいは生み出したい)社会的インパクトの言語化と、それらを創出する道筋を構造化した「ロジックモデル」を作成しました。


いかすのロジックモデル

※①~⑦は、特に重要なアウトカム(成果)として、可視化するための指標や目標設定を検討したもの。


(2)指標の設定

ロジックモデルから、特に重要だと思われる項目を7つのアウトカムを抽出し、それらを可視化するための指標を設定しました。今後、各指標の現状を把握し、目標に近づいていくための打ち手が検討されていきます。


いかすの指標

ロジックモデル作成や指標設定は、インパクト測定・マネジメント導入の重要なステップです。しかし、これらは、その後の事業運営の中で活用されてはじめて社会的インパクト創出に寄与するものです。ケイスリーは、今回の「いかす」へのインパクト測定・マネジメント導入が、実際の社会的インパクト創出・拡大につながっていくよう、引き続きフォローアップしていきます。


またケイスリーは今後も、日本テレビHDと協働し、同社の関係先とともに、事業や活動の社会的インパクトを可視化し、拡大させる手法の研究・実践を進めていきます。こうした知見を積み重ねることで、社会的インパクト創出をめざす組織に対し、少しでも有効な支援を提供できるよう努力していきます。


参考


ケイスリーの概要

会社名 : ケイスリー株式会社

所在地 : 沖縄県那覇市字与儀86

代表者 : 幸地 正樹

事業内容: 行政、企業、NPO及び金融機関などあらゆる団体が社会課題解決を目的とした意思決定をするための支援を行う。主に社会的インパクト・マネジメントやインパクト投資、成果連動型民間委託(PFS)などの手法を中心とした「社会価値共創部」と、沖縄の社会課題解決を目的とした地域特化の「沖縄かふう共創部」がある。


いかすの概要

会社名 : 株式会社いかす

所在地 : 神奈川県平塚市諏訪町12-15

代表者 : 白土 卓志

事業内容: 農業生産・農産物宅配・農業スクール・観光農園


日本テレビHDの概要

会社名 : 日本テレビホールディングス株式会社

所在地 : 東京都港区東新橋一丁目6-1

代表者 : 石澤 顕

事業内容: 株式等の所有を通じて企業グループの統括・運営等を行う認定放送持株会社


日テレ共創ラボとは

日本テレビが開局70年を迎えた2023年に開始した、皆様と一緒に様々な社会の課題にこたえ、次の時代の体験価値を生み出し「みんながワクワクする未来」を創造するための共創の仕組みです。日テレ共創ラボでは、生活者の近未来の「街ナカ」「家ナカ」でのエンタメ体験、「未来社会」「未来世代」への貢献、そして「宇宙」の5つの共創テーマで活動し、パートナー企業を募集しています。

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