ケイスリー株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長 幸地 正樹）は、SHIBUYA CITY FCを運営する株式会社PLAYNEW（東京都渋谷区、代表取締役CEO 山内 一樹）と2021シーズンの社会的インパクトに関するパートナーシップを新規締結しましたのでお知らせします。
■パートナーシップ締結の背景
SHIBUYA CITY FC は「強さの定義を変える」ことをクラブの経営理念として掲げ、社会的インパクトの最大化を追求しています。これまでの「強いクラブ」の定義は一般的に、競技力と収益力の追求が主とされてきましたが、SHIBUYA CITY FCではそれらに変わる新たな価値観として、世の中に対してクラブがどのような価値を生み出せているかを測る社会的インパクトの追求を最上位の目標として掲げ、競技力・収益力を手段とした社会的インパクトの最大化を目指すことをかねてより発表していました。
その上でケイスリー株式会社は、SHIBUYA CITY FCが目指す「Football for good“ワクワクし続ける渋谷をフットボールで”」というビジョンの実現へ向けて、社会的インパクト・マネジメント（以下、SIM）を取り入れた経営の実践を支援すべくパートナーシップ締結に至りました。
■社会的インパクト・マネジメント（SIM）について
事業が社会や地域に与える影響を可視化し、ポジティブな影響の増加やネガティブな影響を抑制するための事業改善や経営判断を行うマネジメント手法
■パートナーシップの目的
今回のパートナーシップ締結により、SIMを取り入れた経営の実践に向けたロジックモデルの作成・成果指標の設定および計測を各種ステークホルダーも巻き込みながら共同で行っていくとともに、SHIBUYA CITY FCの発信力を生かした社会へのSIMの浸透を目指して参ります。
■今後の流れについて
2021年2月ごろ ：ワークショップを開催しながらロジックモデル作成
2021年3月ごろ ：成果指標の設定および計測方法の検討
2021年4月28日 ：対外的にロジックモデルや成果指標について発表予定
2022年3月ごろ ：2021年度アニュアルレポートにて1年間のアウトカム評価を発表予定
■ ケイスリー株式会社
2016年3月設立。先端技術を取り入れたSIMや成果連動型官民連携など成果向上に向けた手法の研究開発・導入支援を行うコンサルティング事業、EBPMの実装に向けたGovTechプラットフォームプロダクトの開発や共創による社会課題解決に向けたオープンイノベーションを推進するプロダクト事業に取り組む。
HP：https://www.k-three.org/
■ ケイスリー株式会社 代表取締役社長CEO 幸地 正樹コメント
初めての打合せで、山内さんの「強さの定義を変えたい」という言葉に触れ、強い共感を覚えました。
我々は「意思決定を革新し、より良い社会をつくる」をミッションとし、経営判断等に社会的インパクトを追加することを目指しており、SHIBUYA CITY FCさんの取り組みはまさに我々のチャレンジでもあります。
今回のパートナーシップをきっかけとし、地域のより良い未来を共に築いていくことを楽しみにしています。
■SHIBUYA CITY FC 代表取締役CEO 山内 一樹様コメント
昨年11月のSOCIALINNOVATION WEEK での幸地さんとの出会いから様々な議論を重ねる中で、このようなパートナーシップを締結して、ともに新たな未来へ向かえることを大変嬉しく思っております。
クラブの哲学たる「強さの定義を変える」という壮大なチャレンジには多くの困難がつきまとい、決して短くない時間がかかることかと思いますが、渋谷の地から新たな価値観を世の中へ発信していきたいと思います。
今後のSIMの実践の中では、多くの方々とともに議論を重ねる機会も増えてくるかと思いますが、ぜひクラブをつくる一員として「Football for good」な未来へ向けてともにアクションを起こせると幸いです。
■SHIBUYA CITY FC
「渋谷から世界で最もワクワクするフットボールクラブをつくる」というコンセプトの都市型フットボールクラブ。
「Football for good ~ワクワクし続ける渋谷をフットボールで~」というビジョンを掲げ、渋谷の街全体をスタジアムと見立て、365日、フットボールを軸に渋谷に関わる人々や企業・組織と共創したコンテンツが楽しめる姿を目指している。
2014年に発足したTOKYO CITY F.C.が前身となり、2021シーズンよりクラブ名称を「SHIBUYA CITY FC」に変更。
特設サイト：https://scfc.jp
■本件に関するお問い合わせ
会社名 ケイスリー株式会社
担当者 幸地
連絡先 contact@k-three.org